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治療拒否1

もう四年くらい経つだろうか。


妻が乳ガンになってダブルインカムがシングルとなり、医療費と経営していた店の整理と、とにかく出費が嵩む中で、私の懸念は、妻がハーセプチンの治療を受けてくれるかどうかだった。


あれは、奇跡かと思った。妻にハーセプチンが適用できるとわかってすぐ、当時、舛添厚労相の下、ハーセプチンが保険適用可となったのである。

前から何か持っているとは思っていた。

妻が「ここに八百屋さんがあればなあ」と言えば、こんなところに?というような場所に小さな八百屋ができたり、

子どもが小さかった頃は「この道路舗装すべきだよ」と言えばロッキング舗装で道そのものが見違えるようになり、

「おいしいラーメン屋さんが足りない」と言えばチラシが入ってくるようなことがちょくちょくある。


さっきも近所にコンビニが出来ていた。先週コンビニが遠いと言ってたばかりだ。


そのかわり、妻がいなくなると、ゴーストタウンのようになるのだ。妻がかつて過ごした街は軒並み急速に画期を失っていった。


偶然とはいえ、非常によくあるのだ。


そういえば娘も高校無償化だし。


それまで高いからとハーセプチンの話題を避けていた妻が、

保険適用可と聞いて少し態度が軟化してきていた。

私は一生懸命これまでのジンクスの話をして、「これは、ママが引き寄せたものだよ」と説得した。


我ながら良い説得だった。


しかし、それでもまだ妻は躊躇していた。


もう一押し、が必要だった。


(続く)
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妻は50代前半、私は40代前半です。


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